友人がボードゲームに興味があるというので、国分寺に最近できたボドゲカフェに行ってみることにした。
北口を出て約5分。
1階がサンドラッグになっている。
青い看板が目当てのブックオフ…ではなくてon boardである。
横の階段を登って入店。
イケメン店長のワタベさん。
料金
ぼんやりしていてあまり調べずに来たのだが、なんと平日は1時間500円である。
2時間遊んでも1000円!!しかもソフトドリンク飲み放題付き。
都内のボドゲカフェだと最低1500円〜2000円はかかるイメージなので、これはボードゲームを試しに遊んでみたい人を連れてきやすいのではないだろうか。
※追記(2020.4.20):現在は運営体制等変更があるようです。
ソフトドリンクコーナー
こんな感じである。
コーヒー、紅茶、100%ジュースなど種類が多いのでお子さんからおじいさん、妊婦さんに至るまで楽しめそうである。
2人で遊ぶ
さて何を遊ぼう。
友人と2人なので、経験者である私がベストフィットするものを選ばなくては…と思いつつ、
友人を店内に放置して私はトイレへ行った。
戻ってくると、友人は一つのゲームを手にしていた…
キャプテン・リノである。
はじまりにはふさわしいゲームだ。
我々は最善を尽くした。
カバことキャプテン・リノは10階建マンションの頂上に降り立って満足そうである。
(この直後、私が積んだところで落下)
友人は理系で囲碁や将棋も好きだし、人生ゲームも好きだという。
ならば何でも楽しめそうだが、次にやってみたのはこれ。
私は1度遊んだことがあるが、理論派の友人にルールをきちんと説明できる気がしなかったので店長を呼ぶ。
「ルール説明お願いします〜」と厚かましく言うと、店長はゲームをちらりと見て、何やら板を持ってきた。
額のようである。
そうだこのゲームは、並べるのが面倒なのと、崩れやすいのが欠点。
額のおかげでタイルが崩れにくくなり、とても遊びやすかった。店長ありがとう。
それは俺の魚だ!は2〜4人向けのゲームなのだが、2人でもすごく楽しいのでお気に入り。
妖怪みたいなペンギンフィギュアとカラフルな魚タイルは可愛いし、魚をいっぱい食べようというテーマもとっつきやすいし、やることは簡単なのにばちばち白熱する感じも素晴らしいのである。
友人は大量の魚を食べて満足そうであった。私のペンギンは氷の孤島に追い詰められ、多くが飢え死にした。
私のペンギンが飢えていた頃、店長が声をかけてきた。
相席のお誘いである。もう少ししたら4人で遊びませんか〜とのこと。
友人にボードゲームを知ってもらうには絶対2人より4人が良いので、快諾。
それまで短時間でできるゲームをすることになった。
そこで友人が持って来たのはこちら。
ボードゲーム界のおしゃれ番長ことクアルトである。
このいいゲームを持ってくるなんて、なんて鼻のきく友人だろうか。
聞いたところによるともやもやさまあ〜ずで遊んでいたらしい。さすが三村さんである。
クアルトは、変わり四目並べ。
色、高さ、形、そしててっぺんの形状(穴が空いているか否か)。
このいずれかを揃えたら勝ち。
時は過ぎ、我々は2戦目に突入していた。
何度となく
「ぎゃああぁ」という私の悲鳴が店内にコダマした。
形にとらわれれば色を忘れ、色を見れば形を忘る…
4人で遊ぶ
「考えるゲームと、わいわい系のゲームどっちが良いですか?」と店長に聞かれたので、わいわい系を頼む。
何が出てくるだろう…
店長が持って来てくれたのはこちら!
ストライクである!
私も初めてで楽しみである。
サイコロを振るだけの子ども受け抜群のシンプルゲームとうわさは聞いていたが、大人同士で楽しめるのか。
1人7つのサイコロを持ち、サイコロを投げ入れ、ゾロ目を作って回収するというゲーム。シンプルなのだが結構ドラマが起こる。
5つ振った私のサイコロが全部ゾロ目になり、全回収となったときは場がどよめいた。今日イチいい仕事をした気分になる。尚、次の手番の友人は青ざめることになった。
サイコロどうしを狙ってぶつけてもいいので、メンコ的な爽快さもある。
ちなみにその後私の振ったサイコロは一番いいところで場外へ飛び出し、死亡となるなど破天荒な生涯を送った。
次に店長が取り出したのはゴキブリポーカー。
みんなのきらいな虫とかドブネズミとかを押し付け合い、嘘を言うゲームである。
初対面のタイチさんが目立っていた。
タイチさんが「これはゴキブリです」「これはネズミではないです」などと言ってカードを押し付けてくるのだが、6連続くらいで嘘も真実もみんな見抜かれていた。
面の皮が厚い人ほど勝てるこのゲーム。
私は7〜8割の確率で相手を見破り、快勝。見事面の皮が厚い人となったのであった。
コツは相手の目をよく見て、「私はあなたを見破れる」と強く信ずることである。
最後に遊んだのは、ハゲタカのえじき。
これは…これも…最高のゲームである。
ハゲタカのえじき (Hol’s der Geier) 日本語版 カードゲーム
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ギャァギャァ言っているうちに写真をとるのを忘れてしまった。
いっせいのせーでカードを出し、最大の数を出した人が場の点数カードを取れるというだけのゲーム。
しかし同じ数字を出した人がいた場合は、最大の数でもカードをもらうことはできない。相手の考えの裏をよみ、裏の裏を読み、うんうんうなるゲームでもあるのだ。
今回はメンバーのバランスがよかったのか、ドラマが多く面白い展開となった。
例えば、最も点数の高い10点のカードをめぐる戦い。
私は初めから勝負を捨てて、4を出した。
しかし開けてみれば、他の3人は全員14!
結果として、勝負を投げた私が10点を獲得。場に響き渡ったのは3人の悲鳴と私の勝利確信のおたけびであった。
ハゲタカのえじきはとても盛り上がり、2回遊んだ。
これを友人に体験してもらえたのはとても嬉しかった。
3Dプリンターがあるってほんと?
あった。
ただしまだ準備中。
近日解禁されたら、CADのデータを持ってくれば自分のオリジナルコマが作れるとのこと!やってみたい〜
ハンガーには顔があった
相席も自然な感じで楽しめた!
席もゆったりしていてよかった。
尚、タイチさんはスタッフさんだと思っていたのだが、普通の学生のお客さんであった。遊んでくれてありがとうございました。
ボードゲームカフェ on board
・営業時間
平日13:00 – 24:00 土日祝12:00 – 24:00
・料金
平日は1時間500円(ソフトドリンク飲み放題込)〜各種料金プランあり。
・アクセス
東京都国分寺市本町2-11-5 矢野ビル2F
※追記(2020.4.8)
現在のOnBoardはオーナーや店舗情報に変更あり