夫がファンタジーボードゲームをやろうと迫ってくる。
いわゆるドラゴンを倒したり、密書を届けたり、モンスターを倒したり、装備を整えたりするぼうけんゲーム。
夫はこういったゲームが大好きであり、遊びましょうと言ってくる。
さていくつかは遊んでみたが、
はっきり言ってそんなに楽しくなかった。
多分私は、ドラゴンを倒すことにやる気をもてないのだ。
そのため私は断る。
夫は悲しそうである。悲しそうにボードゲームを棚に戻し、ネットを見ては、遊ばれることのないであろうボードゲームの拡張版を購入している
そんな夫がルーンエイジを買ってきた。
私(うわあ~)
ごついパッケージに端的に言ってドン引きである。
私「ルーンな時代の物語なんだね」
夫「そうだよ^^」
夫いわく、協力ゲームで、デッキ構築型なので、
私でも楽しめるのではないかと選んだらしい。
以前に私がドミニオンとサンダーストーンを遊んでみて「割と面白い」と言っていたからだそうだ。
やってみました
夫が選んだのは「天変地異」という協力シナリオ。
阿鼻叫喚のイベントがいろいろ起こり死にかける。
19回まで死ねる。20回まで死んだらゲームオーバーである。
1人でも死んでしまったらダメ。全員死なずに天変地異イベントを乗り越えたら勝利という、世紀末なゲームである。
ゲーム中は、1人が死にそうになっていたら、自分が盾になったりと、話し合いながら進める。
結論から言うと、私はとてもハマった。
「ちょっと世界救っとく?」と言って
5回くらい毎日遊んだ。
夫も驚いた。
我々は、はじめ全くクリアできなかったのだ。
実際にはルールを読み違えていて、かなり困難なやりかたをしていた事が後で分かったのだが、
その時はクリアできなかったのが悔しくて何度もやった。
戦略を練り、飛び交う会話「砦を安易に攻略してはだめだ」「強奪を早く手に入れるんだ」「強奪で強奪を強奪するんだ!」
クリアーできたときにはハイタッチである!
イエーイ
彼女や奥さんとファンタジーボードゲームを遊びたい場合
●ゲームの選び方としては
△ドラスレ
△アンドールの伝説
◯サンダーストーン
◯ルーンエイジ
◎シナリオ重視なゲームはハードル高し
あくまで参考だが、ドラスレやアンドールは、ファンタジーに興味がある人どうしでやるのが楽しいゲームだと思う。
私はハリーポッターやポケモンは好きな方ですが、そんなに楽しくなかったごめんなさい。
◎戦略タイプがおすすめ
がっつりファンタジーはめんどくさいし抵抗感があるが、ルーンエイジのようなデッキ構築型であれば取り組みやすい。カードの組み合わせで買い物したり、作戦を考えるのは女性も楽しめると思う。
ただ、カードの情報量は多いし、ゲームにも慣れていない人には「これが攻撃力で支配力でコストがこれです」等と言われてもキョトンとしてしまうので、
◎ドミニオンでデッキ構築の感じを体験してもらう
と良いと思う。
ドミニオンに誘うときには、「世界大会もある」「すごい有名」なボードゲームだから試しにやってみない?と言うと「へ~」と言うと思う。
ドミニオンを楽しんでいる様子であれば、サンダーストーンやルーンエイジは楽しめると思われるので、「ドミニオンみたいなやつだよ!」と言えばOKだ。
ドミニオンがめんどうくさそうであれば、難しいかもしれない。
そこは切り替えて別のタイプのゲームを試してみよう。
ファンタジーボードゲーム。
どうして男性は好きな人が多いのだろう。
実際夢中になれれば、ごっこ遊びをしている感じで楽しかった。「強奪」とか「「肉剥ぎ」がどうの」とか、奇妙な単語を連呼している会話も新鮮でわるくない。
また、
「2人で遊べる協力ゲーム」として考えると、個人的には『パンデミック』より面白いと思った。
ルーンエイジはより難しく、達成困難であるので、闘っている感じがある。
「俺が盾になるぜ!」「いや私が!」
「俺が盾になるぜ!」「いや私が!」
「じゃあお願いします」「そちらこそお願いします」
といい感じの会話が生まれることうけあい。
DEATH!
(どくろの数だけ人が死ぬサイコロ)
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