10月18日に東村山平日ボードゲーム会を開催しました!
いや~楽しかった。ご参加いただいた方、ありがとうございました。
今回は、
最初に紙ペンゲームをチョイス。
買ったばかりの本『大人が楽しい紙ペンゲーム30』より、
「古今南北」「事件はなんだ」
古今南北
ワードバスケット製作者でもある小林俊雄さん考案のゲーム。
特別な道具も準備も必要なく、おじさま方が飲み屋でビール片手に何時間も遊んでしまうと噂のゲームである。
(ルール)お題を決めて1人ずつお題に合う単語を言っていく。
(準備)各々でNGワードを仕込む。ゲームが始まって、だれかがNGワードを言ってしまったら「ドーーーン!」と言って、NGワード言っちゃった人はマイナス1点。詳しくは本をご覧あれ。
※マイナスを食らった人はその場で退場、次のお題まで待機である(サドンデス方式)。
では実際の遊んだ模様をどうぞ。
お題「西武線の駅名」
西武線、西武池袋線、西武多摩湖線、西武拝島線、西武線ならなんでもOKということに。
準備。
NGワードをごそごそ仕込む…
メジャーなところを書いておくか、皆が避けるとみて地味めを狙うか…小平って地味?上石神井って派手だよね?鷺ノ宮、言いたい!
ゲーム開始。
「萩山」
「武蔵関」
「拝島」
「久米川」
「西所沢」
淡々と書いているけれども、このところめっきり脳の接続の悪い私は自分の番が回ってくるごとに頭をかきむしらんばかりである。ドキドキドキドキドキ
もちろんスマホで検索したりしたらだめ。
せっかく思い出した単語を、他の人の回答を聞いている間に忘れてしまったときの絶望感よ…
「西武園」
「本川越」
「西武遊園地」
「一橋学園」
「…え〜高田馬場!」
「えっ高田馬場でとおるの?!」
ざわざわ・・・ざわざわ・・・
「じゃあ…池袋」
「ドーン!」
「デーン!」
池袋がNGワードの人が2名いたため、言ってしまった人はー2点に。
「メジャーなところを攻めに行くか、渋く攻めるか」など勝負どころもありたのしい。
裏の裏の裏をいく!
今回はお題が駅名だったので、 何となく皆の行動範囲を想像してみたりして、それも楽しかった。
たまごと言いたくなくて
他に古今南北「おでんの具」、それとなぜか「文房具」もやってみた。
「おでんの具」
何を隠そう私は伝説のおでんアニメ『おでんくん』愛好家。
私はひそかにほくそ笑んだ。
…負けられない。
おでんくんには銀杏坊主、大根先生、悪ガキジャガー、ガングロたまごちゃんなど多くの登場人物がいる。
私は嬉々として彼らの名前を上げていったのだが、
「現実におでん鍋の中で見かけたことがない」などと場がざわつき、
多くの場面において却下を頂戴した(にんじん、銀杏など)…
このように、場のコンセンサスを得られない場合には、その道のマニアも戦いで有利になるとは限らないので、注意が必要である。
おでん戦の後半は、何人かNGワードが出た後、3名が生き残った。
「大根」「はんぺん」「ちくわ」等定番の具がほとんど出尽くし、
あとは
「たまごをだれが言うか」という大人の心理戦へ。
NGワードを書いた紙を握りしめ、お互いを睨めつけた。
無いアタマを必死に叩き、これまでの人生におけるおでんの楽しい思い出や窓から見える雪景色や受験生時代の苦しい思い出、おでんくんのワンシーンが走馬灯のように流れていく。
コンビニおでん、静岡おでんなど各自のおでんの経験や知識を総動員する静かなる激しい闘いとなった…
最後は「うずらのたまご」。
で通り抜けようとしただいすけさんに「デーン」「デーン」(おでんだけに)
ちなみに
お題「文房具」では、満を持して放った「コンパス」でいきなり3人くらいにドンデンされて私が大敗を喫す。みんな気が合いすぎじゃないか…
お題について
「みんなが知っていて、数がちょうどよいお題」を見つけるのは難しかった。
その場でお題を皆で考えるのもまた楽し、なんだけど参考用にお題リスト準備しておくべきだなと思った。
以前JAGA(日本ゲーム協会)で小林さんと遊んだとき出た参考お題目:
(おでんの具/すしネタ/「新」という字が入る東京の駅/アメリカの州/ご当地キャラ)等。
JAGAでは、お題も1人1人順番に考えていく形式にしていた。ゲームに慣れてきたらぜひやってみたい。
続いては、
事件は何だ
ある事件が起こる。場の1人だけ、それがどんな事件だったのか知らない。
各自の事件に対する反応から、一体何が起こったのかを当てるゲームである。
事件だ!
(準備)①誰か一人が回答者となり、後ろを向かせる。
②他の全員で頭を突き合わせ、お題となる事件(例えば「100万円を拾った」「宇宙人にさらわれた」「朝起きたら芋虫だった」)を決定する。
③次に、「事件が起こったらどうするか?」を各々メモに書いておく。
(例えば、「カフェを開く」「ごろごろする」など)
(ルール)1人ずつメモを発表していき、回答者は「どんな事件が起こったのか」を推測し、当てる。1~3回位の回答で当てなければならず、早く当てたほうが得点が高い。
当たったら、良いヒントをくれた人を一人選び、その人は得点をもらえる。詳しくは本をご覧あれ。
実戦。
さて、みなさんもご一緒に。
「事件です!」
順番に行動を発表していく…
Aさん「僕はとりあえずお腹いっぱい食べます」
Bさん「水と食料確保します」
Cさん「旅に出ます」
Dさん「裸で暮らします」
Eさん「誰かを探しに行きます」
さあ、どんな事件が起こったのでしょうか
アンサー&平日会10月18日の報告は後半へ続く。