おじいちゃんおばあちゃんとボードゲームしたいって思ってた。
おばあちゃんは昔から花札が大好きだ。お正月に親戚が集まると必ずやりたがり、
結構本気である。さいきんのおばあちゃんは物忘れがとても多いし皆一緒にやりたがらない。「誰か遊んであげなよ」と親戚の人が言うとき、とても嫌な気分になる。
母はボケはじめちゃったおばあちゃんと日々接していて疲れているから、ちょっと口調も厳しくなって「新しい事なんてなにひとつ覚えようとしない」と言う。
新しい事なんて何一つ覚えようとしないおばあちゃんと、でも新しいゲームできたらうれしいじゃないか?
先日
おじいちゃんおばあちゃんの家に行ってきた。
「よく来たねぇ」と3回くらい言われ、
「ざらめのお煎餅食べな」と6回くらい言われ、甘夏を食べたりお茶を何回も飲んだ。
ボードゲームを持ってきたけど、
私は空気を読むのが苦手である、苦手であるので「ボードゲームを取り出す適切なタイミング」らしきものはわからない。
「ちょちょちょっと見る?」
などと挙動不審にいいながら箱をとりだした。
「あらあ~こんなにいただいちゃって」て受け取ろうとするおばあちゃん、これお菓子じゃないから。
バランスゲーム・スティッキー
組み立てていると
「何すんのよ何すんのよ」とおばあちゃん、さてはワクワクしてるな?
スティッキーは見ただけで「あ、倒しちゃだめなやつだ」とわかる。
サイコロを振って、出た色の棒を取っていく。
「倒さないように棒を抜く」だけじゃなくて、
青が3点、赤が2点、黄色が1点、倒さずにとれた棒の数だけ点数になるよと伝えてみると、
サイコロを転がすたび「おっ青だよっ」とおばあちゃん腹から声をだしたよ
おばあちゃんが全力で楽しんでいて、手をたたいたり笑顔が出る。
おばあちゃんが笑ってると普段寡黙なおじいちゃんも楽しそうで、いや~いい感じ。
クルリンとおばあちゃん
ほかにもいろいろ持っていたけど、不意にもちだしたクルリンは人気だった!
クルリンは木のおもちゃ。倒すとクルリンって起き上がってくる。
これをリズミカルに動かしたり、音楽に合わせたり。「クルリンクルリンクルリンクルリン」
遊び方については下記リンクがくわしいです
新感覚スキルトイ「クルリン」の販売開始しました! | JELLY JELLY CAFE
手先の器用なオットが遊んでみせると興味をもった様子。
スキルトイなので、ちょっと練習が必要なのだけど、若い頃からスポーツ万能だったおじいちゃん、できたね。
おばあちゃん、できない!「お前は無理だよ~」なんておじいちゃんに言われてたけど、ゆっくりやってみせると、できた。本人もびっくり
「もうちょっと練習した方がいいな」とおじいちゃんが言っていたので、
「あ、じゃあ置いていきます。次来た時にどれだけうまくなってるか楽しみですね~」と夫。
おじいちゃん、クルリンを練習する羽目になった夜。
ぼちぼち夕飯の用意をしなければということで、おばあちゃんが一時場から抜けることに。
後編に続く。
後編では、将棋四段おじいちゃんと遊んだゲームと、
おばあちゃんに伝わらなかったボードゲームについて・・・
<あまぞん>
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