ボードゲームを一緒に遊ぶと、色んな人がいるなあ、と思う。
ルールの理解の早い人、遅い人。
計画を考えるのが好きな人、みんなでワイワイ楽しめれば満足な人。
頭のいい人、コミュニケーション能力の高い人。
周りの人の反応を見ている人、作戦に集中している人。
とにかくゲームをやりたい人、仲良くなりたい人。
なにか一つのゲームをやろうと言うときに、一番目立つのはうまく理解が追いつかない人がいるときだと思う。
かくいう私も、理解はとても遅い方だ。
説明を一生懸命聞いていても、ポイントがわからず全部を聞こうとしてしまうから、結局右から左へ抜けてしまう。
カタン一つとっても、「難しい」と感じる人はいる。
何度同じことを説明しても、サマリーが手元にあっても、どうしてもルールを覚えられないことがある。
「ルールを覚えられるかどうか」の見極めは難しいのは間違いない。2回、3回と遊べば一緒に楽しめるかもしれない。ゲーム中のサポートで何とかなるかもしれない。この人はこのゲームはできないと勝手に決めつけるのは難しい、
でも
たとえば「この人がいるときは、カタンができないね」といった状況は、あると思う。
そういうとき、よく思うのだ。
「カタンをやりたいのなら、カタンをやりたい人だけで集まれば良いじゃない」と。
でもそのカタンをできない人は、実はチームプレイでとても周りを盛り上げることのできる人かもしれない。その人がいるからこそ面白いゲームが、きっとあると思う。
だから理解に差のある人がグループで一緒にいる場合、それでもその人が好きならば、
今いるメンバーで楽しめるゲームを選ぶのが良いなと思う。
私も理解の遅い組なのもあって、
「その場のメンバーで楽しめるゲーム」を工夫するのが好きだ。
見事にヒットすると、盛り上がって当たり前なメンバーで遊ぶよりも、サプライズ的な喜びが大きい。
もちろん、
「今日はとびきり重たいゲームをやりたいな」という夜もあると思う。
そういうときは、そのゲームをやりたい奴らで集まるのが最高に楽しい。
ゲームの上手なメンバーがいると、やはり場が引き締まるし、面白いから。
ボードゲームはとても素晴らしい遊びだし最高のコミュニケーションツールだと思うが、勝ち負けがある以上、劣等感をもったり、寂しい気持ちになることがある。
それをより多く感じやすいプレイヤーがいる場合、その人が楽しめるゲームを選んだ方が、結果的に場全体が盛り上がると思う。
一人が困っている状態より、みんながのめり込んで楽しそうな方が、自分も楽しいのは当たり前だから!
まとめ
で、どうするのという話だが、
・特定のゲームや、長時間のゲームを遊びたいときは、事前にメンバーを選んでみっちり遊ぶ。
・いろんなタイプの人と遊ぶときは、理解に時間のかかる人に合わせてゲームを選ぶ。
がいいと思う。
下記のゲームは私の趣味もたくさん入っているが、どんな人でも「楽しい!」と感じられるヒット率が高い。
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