大人のおもちゃサロンの祭りへ
大人のためのおもちゃサロンTOIQUE、パズルショップ・トリト主催の浅草パズル&ゲームフェスティバル!東村山から1時間ほどかけて、行ってきました。
今回の目的は
・バックギャモンやってみたい
・伝説のパズル名人平野さんとは?!
・大人のおもちゃサロンって何するの?
です。
タントリックス
会場に入るなり「遊びませんか?」と声をかけられました。
『タントリックス』
三色のループが描かれた絵合わせパズルですが、だんだんレベルが上がっていくと輪がゆがんで難しくなる。
ふと隣をみると5歳くらいの女の子が遊んでいました。お店の方によると彼女はもう3時間くらいタントリックスで遊んでいるそうで、私よりかなりハイレベルのパズルに取り組んでいました。
お子さんが遊びに夢中になっている姿を見ると嬉しくてにやにやしますね。
今回私と彼女が遊んでいたのは1人用の遊び方ですが、2人~4人用のタントリックスストラテジーは世界大会も開催されているそうです。
タントリックスの遊び方:ニュージーランド発のパズルゲーム – タントリックス
バックギャモンを遊ぼう
次になんといってもバックギャモン!
2014年の世界大会で日本人女性が優勝したことでも話題になりましたが、私は遊んだ経験がなく気になっていたゲームです。
実は世界で3億人と最も遊戯人口の多いゲームで、西洋すごろくとも呼ばれるらしいです。(→バックギャモンとは | 日本バックギャモン協会)
どうぶつギャモン
今回の会場でみつけたのは、その名もどうぶつギャモン。
!!アヒル軍団
どうぶつギャモンはバックギャモンの入門用に作ったもので、通常よりマスが半分の大きさなのと、サイコロが1〜3の目のみになっているそう。
アヒルチームとクジラチームに分かれ、教えてもらいながら遊びました。
「これ、マットも手作りだし、アヒルもくじらも百均に売っているから、真似してお家で作ってみてねー!」とおっしゃっていました。素敵だなあ。
バックギャモンのざっくりルール
◆スタートポジションにコマを並べる。
※マットに刺繍された黄色いマルがひよこ、青いマルがくじらのスタートポジション
◆サイコロを2つ降って、コマを動かす。
例えば3と1が出たら、どれかを3歩、どれかを1歩動かす。
※ゾロ目の場合、同じ数をあと2つ動かすことができる。(1のゾロ目だったら、1歩を4回)
※ただし着地点に敵が2体以上いる場合はそのマスには動けません。飛び越すことはできます。
※動ける場合は動かさなければなりません。動けない場合はパスです。
※敵が1個(ぼっち)でいるマスに着いたら、その敵をスタート地点の池に戻すことができます。池に戻された側のプレイヤーは池から脱出させない限りほかのコマも動かせません。
これを繰り返して、
◆反対側のお家に先に全員が着いた方が勝利。
ただし、家に入るためには、玄関マット(黄/青)に全員が集合していなければなりません。
どうぶつギャモン、面白かった〜
ゴール目前で池に戻されてしまって「ぎゃー」となったりと、最後まで勝敗がわからず盛り上がりました。
うっとりピンクのなめらかバックギャモン
どうぶつギャモンの後は、ドン引きするほどかわいいバックギャモンも体験させていただきました。
パシフィックピンク。フランス製だそうです。
仕舞うと、エレガントなキャリーケースになります。
可愛くて美しくて石は滑らかで、これは……抜群です。正直欲しいです。うっとりしているうちにゲームは終わってしまったのですが、またやりたいなあ……。
同じゲームでも、舞台が変わると雰囲気ががらっと変わって面白いなあ。
パシフィックピンクのボードは、こちらで購入できるようです。
(京すごろくバックギャモン専門店)
https://kyosugoroku.jp/?page=ProSyousai&pro_id=216
伝説のパズル名人
次にパズルが沢山あるブースがあり、勝手に遊んでいると、元気なおじさんの声が聞こえてきました。
「バレンタインっていってもね!
一粒千円くらいするチョコは食べたら無くなっちゃうからね。無くなると人間恩を忘れるから。このチョコレートパズルは無くならないから!」
伝説のパズル名人、平野さんです。
会えました〜(写真は平野さんの宝物だという知恵の輪。新品と30年物)
秋葉原で30年パズルを売り続けたパズル販売の名人だそうです。
「この知恵の輪がうちの店で一番好きでね、こう真ん中をくぐらせれば取れるし入るってわかるんだよ、わかるのにやってみるとできない。これが面白くて」
パワフルで愛情いっぱいで素敵でした……。
男の子が沢山ブースに集まっていて、チョコレートパズルや知恵の輪で遊びながらおしゃべりしていました。近所にこんなお店がいて、パズル大好きなおじさんが一緒に遊んでくれたら嬉しいだろうなあ。
音符の形をした知恵の輪もあり、美しくてプレゼントに欲しくなりました。
音楽教室の先生も買っていくそうです。
パズルショップ・トリト http://torito.jp/
古代建築の賢者の塔
今回いちばん欲しくなったのはこちら。
『古代建築の賢者の塔』
煙突を作るバランスゲーム。
置いたパーツの大きさによって、点数がもらえます。
パーツを置いた後、「バランスストーン」というちょっと重みのある石を置きます。次の人は、石の上にはパーツを重ねることはできなくなります。
その辺にいたお兄さんと試遊して、ものすごく楽しかった・・・
触り心地も良くて、シンプルだけどむずかしくてドキドキして忘れられないゲームになりました。
2人用のスタンダードが手頃ですが、なんといっても24ピースのプロフェッショナル版が欲しいです!!
ほかにも
「とにかく突き当たりまで石を動かして、王様が真ん中に着いたら勝ち」のゲーム
『キングスバレー』(写真左)。
見た目も可愛くてわかりやすいのに、後を引くおもしろさでした。
どれもオシャレだからか、バーのオーナーさんで買っていかれる方が多いそうです。
私は万年金欠のため買えませんでしたが、
LOGYGAMESさんのwebで通信販売もあるようです。
なんとDIYの方法も紹介されていたので、器用な夫や器用な妹などに作ってもらうと良いと思いました。
まとめ
今回のイベントはこじんまりとした会場でしたが、参加費無料でパズルもゲームも楽しめて大満足でした。
心残りと言えば、大人のためのおもちゃサロンについて詳しく伺いたかったのですが、なぜかお店の方がちょうどいなくて聞けなかったこと。またお店を訪ねてみようかと思います。
帰り際、どうぶつギャモンを一緒に遊んだお姉さんがふらふらしていたので話しかけたところ家も近いと言うことが判明し、今度一緒に遊ぼうと連絡先を交換しました!やったー
遊ばせていただいたブースの方、ご一緒していただいたお兄さん、お姉さんありがとうございました。
おまけ
浅草いいところでした
参考
【2/11】浅草パズル&ゲームフェスティバル | Toique blog
- 出版社/メーカー: タントリックスジャパン
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